サービス#1 緊急時情報伝達・収集システム「5co Voice®」(読み方:ゴコボイス)
音声による「一斉情報伝達・収集システム」について、トライアルなど、お気軽にお問い合わせください。株式会社137
本社 〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 グランカーサ南青山2F
TEL:03-6869-7913 E-mail: c.kuroda@137.co.jp
横浜R&Dラボ
〒231-0012 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
「5co Voice®」は「世界防災減災ハッカソン」グローバルファイナリストからリリース
本システム「5co Voice」は、世界銀行主催の世界防災減災ハッカソン グローバル審査のファイナリスト(世界のベスト10)に選ばれた「Save the Baby」(プロジェクトリーダー:黒田 千佳、Project Description:http://savethebaby.github.io/twilioNet/)の構想をベースとした情報伝達システムです。
私たちは、世界銀行防災減災ハッカソン※1でグローバルファイナリストに選ばれた構想をベースに、情報通信技術を防災・減災に活用するために、防災への取組みを後押しする新たなシステム「5co Voice」※2を自治体と協働事業で立ち上げました。これは、自然災害による損失・被害が増える中、大規模な設備投資をせず、リスクの特定、リスク軽減、事前準備、災害情報の伝達から現場の状況把握など、災害に強い社会の構築に向けて、即時性の高い情報収集とデータの自動集約が可能なシステムです。
災害や犯罪,感染症の蔓延,環境破壊といった恐怖や、貧困、飢餓、教育・保健医療サービスの欠如などといった、人間に対する直接的な脅威に対処するため、防災・減災活動に取り入れられるようなソフトウェア、ハードウェアを提案し、自然災害に対してしなやかな安全安心社会の共創を目指します。
※1 世界防災減災ハッカン
ICTを防災・減災に活用し、イノベーションを推進することを目的とした世界銀行主催のグローバル防災・減災アイデアソン・ハッカソン。
※2 5co Voice(ゴコ ボイス)
電話を活用し、複数拠点(人)に音声メッセージの一斉送受信と情報収集・集約の自動化ができるシステム。Co(恊働)、Connect(接続)、Collect(収集)、Combine(化合)、Common(共有)の5つのCoからサービス名がつきました。
<解決を目指す課題>
即時性の高い情報発信と情報収集を自動化
気候変動の影響によって増大する災害発生時に情報発信や情報収集をする自治体をはじめとした組織は、高齢者に多いインターネットが使えない人やインターネッ ト接続が困難な状況の相手先に必要な情報を迅速かつ確実に提供することが求められています。同様に、迅速な情報の発信だけでなく、「現場の状況把握、情報 収集・集約」を自動化することにより、職員や担当者の負荷を減らし、短時間で実現します。
革新性
大規模な設備投資不要。クラウド電話で情報発信・収集し、データ集計を自動化
電話 & SMS をコントロールすることができるAPIを活用したため、設備投資や多大な運用コストを抑え、これまで実現できなかったシステムの企画・開発・導入が簡単になりました。
即時性の高い電話による現場の情報収集から、災害リスクマネジメントへ
担当者自身によるテキスト入力、合成音声に変換、登録された宛先に一斉電話発信、情報収集、データの自動集計を行います。クラウド型のサービスなので、 ID・PWにより避難先からもアクセス可能。電話だけに限らず、メール・SMS等にも情報の一斉送信可能。災害リスクマネジメントの判断材料として必要な現場の情報収集が、より迅速に行えます。
本システムにより伝達する情報(想定)
・気象に関する情報:気象に関する特別警報発令:土砂災害警戒情報発令、大雪警戒情報など
・避難に関する情報:避難準備情報、避難勧告、避難指示発令:避難所開設の情報、避難先の状況確認、安否確認など
・地震に関する情報
・高齢者見守り情報
・震度5強以上の地震発生:津波に関する警報・注意報発令
・見守りや生活支援、病気や孤独死対策など
・防犯に関する情報:不審者、凶暴犯逃走等の情報
・感染症に関する情報:新型インフルエンザやデング熱等感染症に関する情報
・その他 :単位自治会町内会長へ直接伝達すべき情報と判断するもの